翼をうねらせ、きれいな羽ばたきを作る
まず大きなポーズを作り、次にキーのタイミングをずらします。付け根 → 肘 → 先端へ動きが伝わるようにすると、翼がしなって見えます。角度の入力表は使わず、ドラッグと再生で形を確かめて進めます。
飛行の完成例を開き、アニメーション一覧で飛行を右クリック → 複製(Duplicate)します。コピーを選び、翼のボーンをアウトライナーか「動かす」の操作点一覧から選択して、下のGIFと同じ操作を試せます。
まず、羽ばたきのポーズを作る
飛行用のアニメーションを用意
アニメーション一覧の+から
animation.mrs.tutorial.flightを追加し、短い長さとループ「Loop」を設定します。「操作をキーに記録」をオンにし、「動かす → 接地・ピン固定」でピンを全て解除します。開始の姿勢を作る
タイムラインを先頭へ移し、全身の丸
soar_anchorを上へ動かして身体を浮かせます。手足の◇を動かして少し曲げ、首と尾も飛行中の形に整えます。正面と横から見て、手足が胴体に埋まらないか確認してください。翼を上げた姿勢と、押し下げた姿勢を置く
タイムラインの途中をクリックし、翼を持ち上げた姿勢を作ります。さらに後の時刻で押し下げた姿勢を作ります。◇で翼全体を曲げ、付け根・肘・先端を個別に直すときは「点の動かし方 → 標準ツールで動かす」で丸を選んで回転させます。左右は同じ時刻で、正面から対になる形にします。
付け根はsail_base、肘はsail_elbow、先端はsail_tipです。まずこの3本を動かします。膜のキューブと翼指は所属するボーンについてきます。片側が逆へ動くときは、正面から形を見て回転方向を直してください。
タイムラインで、うねりを作る
コピーで練習 → 付け根の動きを再生 → 肘の途中のキーをまとめて右へドラッグ → 先端をさらに後ろへドラッグ → 再生して見比べる、という操作です。開始・終了のキーは残します。収録では片側を示しています。反対の翼も同じ順番で調整してください。
専用のBlockbench画面で操作を収録。黄色いカーソルの強調は説明用です。画像を拡大し「原寸で見る」で操作欄を読めます。肘のキーを少し後ろへずらす
タイムラインで肘の回転の行を表示し、翼を上げた・下げた途中のキーを選びます。キーを少し右へドラッグして、付け根より遅れて同じ動きに届くようにします。先頭と末尾のキーは一緒に動かさず残します。
先端をさらに遅らせる
先端の回転キーも同じように、肘より少し後へずらします。反対の翼でも同じ順番に調整します。再生して、付け根が動く → 肘がついてくる → 先端が最後に返る流れを見ます。
遅れと曲がり方を、別々に直す
動きが一枚板のようならキーの時間差を少し広げます。翼が折れすぎるなら時間差を増やす前に、肘・先端のポーズを穏やかにします。まず片側で見え方を決め、そのあと両側のタイミングをそろえてください。
スライダーを動かし、チェックのオン・オフでしなり方を比べます。仕組みを示す模式図です。モデルの動きはBlockbenchで調整します。
ポーズの間をなめらかにつなぐ
まずは標準のSmoothで再生する
翼の回転キーを選び、Blockbench標準の補間をSmooth(Catmull-Rom)にします。ポーズの間がなめらかにつながるか再生します。途中で曲がりすぎるなら、前後のポーズを穏やかにするかBezierでカーブを調整します。
押し下げと、持ち上げの速さを変える
押し下げる区間のキーを近づけると速く、持ち上げる区間を広げるとゆっくりになります。等間隔から少し変えて、力の入る動きと戻す動きを分けてみてください。止まり方を細かく整えたいときは、カーブの章でプレビューしながら緩急を調整します。
身体・尾を添えて、ループを仕上げる
羽ばたきに合わせ、身体を少し上下させる
別の時刻で全身の丸をわずかに上下させます。翼の大きな動きに対して、身体の動きは控えめにします。翼だけを見ていたときの良さが消えたら、身体の動きを小さくしてください。尾は「揺れを付ける」で弱めのライブプレビューを重ねると、身体の動きに遅れてついてきます。
最初と最後の姿勢をそろえる
動かしたボーンの先頭のキーをコピーし、タイムラインをループ末尾へ移して貼り付けます。移動と回転の両方を確認します。途中のキーを遅らせたあとも、末尾がクリップの長さを超えないようにしてください。
境目をまたいで再生し、残像でも確認する
末尾から先頭へ何度か再生します。同じ姿勢でも急に止まるなら、境目の前後のキー間隔と補間を調整します。「⚙設定 → 前後のポーズ(残像)」や動きの軌跡で急な折れを探し、正面・横から形を確認して保存します。尾のプレビューは、仕上がったら通常キーへ記録します。
| 気になる動き | まず試す操作 |
|---|---|
| 翼が硬い | 肘・先端の途中の回転キーを順に右へずらす |
| 翼がぐにゃぐにゃする | 時間差を縮め、肘・先端のポーズを小さくする |
| 機械的に上下する | 押し下げる区間を短く、戻す区間を長くする |
| 途中で引っかかる・飛び出す | 残像で前後を比べ、余分なキーや大きすぎるポーズを直す |
| ループの境目で跳ねる | 開始・終了の移動と回転をそろえ、前後の速度も確認する |
| 尾が暴れすぎる | 揺れの反映量を下げ、揺れの収まりを上げてプレビューする |
ここまでの確認付け根・肘・先端が順に動き、左右の翼が対になっています。途中で急に折れず、ループの境目でも自然につながりました。
完成例には短い飛行ループと、自動設定のリグ・役割・接地・尾の揺れ設定が入っています。完成例を開き、付け根・肘・先端の回転キーを順に選ぶと、時間差を作る配置を比べられます。